「勝ったから正しい」「負けたから間違い」で終わらせず、取引前に決めたことと実際の行動を分けて残すための点検シートです。電脳HippyCircleの実務上の提案として、紙や普段のメモに写して使えます。
このシートは売買の指示、個別の投資助言、利益を増やす効果の保証をするものではありません。記録を守ったかの点検と、売買ルールに収益性があるかの検証は別に扱います。
取引前:後から書き換えない欄
- 日時・通貨ペア・見ている時間足:
- 今回の判断に使った事実:
- 自分の仮説と、仮説に反する材料:
- 取引する条件/見送る条件:
- 判断を見直す条件:
- 自分で決めた取引数量・損失許容額・終了条件:
- その条件を決めた根拠:
取引後:損益と行動を別々に記録する欄
- 実際の行動と時刻:
- 事前の条件を守ったか:はい/いいえ/記録不足
- 途中で変えた条件・その時点で分かっていた情報:
- 損益・取引費用:
- 感情と、事実として確認できること:
- 次回も残す手順/見直す手順:
- 検証が必要な仮説:
振り返りで混ぜない4つの箱
| 結果 | 条件を守った | 条件を守らなかった |
|---|---|---|
| 利益 | 結果と手順を記録。ルールの有効性は別途検証。 | 利益が出ても、予定外の行動を成功手順に書き換えない。 |
| 損失 | 損失だけで手順を否定せず、ルールと実行を分けて点検。 | 損失と逸脱の両方を記録。原因を一つに決めつけない。 |
まず1項目だけ、過去の記録と照合する
記入欄が多ければ「予定にない注文をしたか」だけから始められます。記録が足りない場合は無理に点数をつけず「不明」と残します。数回の勝敗だけで自分の能力や手法の有効性を断定しないことも、この点検の一部です。
結果を知ると意思決定の評価が変わりやすいことは、BaronとHersheyの研究で検討されています。この研究はFXでこのシートの効果を検証したものではありません。原論文:Outcome Bias in Decision Evaluation(1988)